身近な人たちから考える、コロナ感染者が減らない理由
日本ではコロナ第3派の真っ最中で、多くの地域で緊急事態宣言が出ていますよね。
でも以前と違って、感染者はあまり減らないようです。
私の身近な人の動きや流れから、その理由を考えてみました。
【1】学校がクローズしていないので、習い事なども通常通り
子どもたちはいつもと変わらず学校があり、保育園も学童も通常通りですよね。
学校があるということで、子どもの習い事も全てそのままです。
うちの子供も塾、プール、体操、ピアノなど普通に対面で行われています。
昨春の緊急事態宣言の時と違って、休会や退会の方もほぼいないと聞きました。
また以前は学校が休校だったので、保護者が必然的に家にいないといけないという事態にもなりましたが、今回はそういったこともありません。
【2】GO TOで緩んだ気持ちを、また抑えるのは難しい?!
友人や両親、親戚たちもGO TOトラベルを使って、
昨年の秋は京都や那須高原などへ行っていたようです。
私たち家族もGO TOイートを使って、近所の高級フレンチに行ってみました。
友人とのおしゃべりもずっとオンラインだったのが、
秋ぐらいからはリアルランチやお茶、飲みの誘いが増えてきて、マスクをしながら参加したこともありました。
ここまで緩んだ気持ちをまた抑えて、ステイホーム中心の生活にしていくことは難しいのかもしれません…。
現にコンサートやデパートなど街は普通に動いているし、どこまで自粛したらよいのかわからない状況だと思います。
日本人はマジメなので、明確なメッセージがあればそれに従うのかもしれませんが、
現状は特に規制があるわけではなく個人の判断なので、各ご家庭によって対応がわかれてきますよね。
【3】最近、必ず聞かれるワード「周りでコロナの人いる?」
コロナ生活が始まってもう1年。
みんなコロナに慣れてきてしまった感があります。
最近、会う人に必ず聞かれるのは「周りでコロナになった人いる?」です。
そして皆、口をそろえて言うのは「身近な人で誰もいないから、一体どういう人がかかっているのかと思って…」。
リアルではないのだと思います。
こんな感じで、私たちの日常は宣言が出る前と出た後で、さほど変わりはないような気がします。
夫の会社が週2出勤、週3テレワークに変わったり、友人たちもテレワークの回数が増えたということは聞きました。
今回の対策で感染が収まってきてくれると良いのですが、おそらくもう少し時間がかかるのでしょう。
今私たちにできることは、世界が以前とは変わってしまったという現実を受け入れ、
その中で些細な幸せを感じながら、日々生きていくことなのかもしれません。
夜明けの来ない明日はないと信じながら。